Delphi Diesel
デルファイディーゼルの歴史は1900年初頭に設立されたCAV社から始まります。 CAVは1926年にLucasに買収されLucas CAVとなり1931年にはディーゼル車用燃料噴射ポンプの製造を開始、CAVは燃料噴射ポンプの代名詞とまで言われるようになりました。
その後、2000年にディーゼルビジネスはデルファイに譲渡され、デルファイディーゼルは現在では従来型燃料噴射ポンプ用フューエルフィルタ296から最新のコモンレールシステム及びEUI(電子ユニットインジェクタ)まで燃料噴射システムの純正メーカーとしてボッシュとともにクリーンディーゼルの発展に貢献しています。
既に500万台以上の車輌がデルファイディーゼルのコモンレールシステムを搭載し、2010年には1,400万台まで増加すると予想されています。
2009年には新開発Direct Acting 方式のコモンレールシステムがメルセデスベンツ C250 CDI 及び Eクラスセダン・クーペに採用されました。